8月31日。
宿題に追われていた日。
小学校、中学校、高校も。
毎年、毎年。
勉強が嫌いだったわけではないのだけれど、
笑っちゃうほど、
テンでやろうとしなかった、
夏休みの宿題。
特に、日記。
何度、まとめて書いたことか。
先生にはお見通しだったろうなあ......
本を読むのは一番好きなことなのに、
どうしても書けなかった読書感想文とか。
もう、何十年もたったのに、
この日は、宿題のことばかりを
思い出してしまい、
ソワソワと落ち着かない。
早く明日になりますように・・・・・
週末集ったのは、仕事仲間。
スタイリング、編集、デザイン、撮影等々
仕事は様々だけれど、
日々、料理撮影に関わるベテラン勢。
なのに。
私の料理がテーブルに並ぶたび、
「わ~~~!!」と喜び、
スマホやガラケーをとりだし、写真撮影。
なんとも不思議な光景。
カメラを持ち歩かなくとも、
きれいな写真が手軽に撮れるとなれば
シャッターを切りたくなるのは心情、かな。
なんて言いつつ私も数枚カシャっと。
長らく興味があった、美しいシルエットの
古陶のスーピエール。
その名の通りスープを入れるものだけれど、
我が家での使い道が思いつかず。
使い道のない器を収納する余裕もなく。
手にしたい心をぐっと自制してきたけど。
今回の集いを考えた時、こんな器があったら食卓は華やぐだろうなあ、なんて思い至ったら。
あきれるほど自制力のない私の自制心。
盛り付けたのは、トマト、夏大根、高野豆腐、昆布の薄炊きおでん。
華やかでもなく、主菜でもない、なんてことない料理だけれど。
「一度使ってみたかった器に盛り付ける」という喜びを久しぶりに堪能。
断捨離には程遠い日々。
何も変わらないようでいて、
少しずつ変化している仕事場。
昨年、座り心地の良い
ビンテージチェアを購入したのをきっかけに
今年はテーブルを買い替えた。
25年を共にしたテーブルを手放すことに
寂しさはあったのだけれど、
きっと私自身が
変化をほしかったのだろうなあ。
それ以降、自分に必要なもの、
不要なものを分別するようになった。
だからと言って、
断捨離は未だできないのだけど。
週末は若い頃からお世話になった方の
定年退職という句点のための集い。
10年程前は、たくさんの人を集め、
30人もの集いを頻繁に開いていたけれど
今はゆっくり話せる人数でこじんまり。
とりとめのないことばかりだけれど、ゆっくりとおしゃべりできるのがなにより楽しい。
食卓の上を見れば器も何もかも、古物。
なんやかや。結局は自分の好きなものだけが残ってゆくのだよなあ。
ん?何の音だろう?
と、部屋を見まわしたら・・・・
わざわざ、カーテンをめくり、
眩しいほどの日差しを浴びて
昼寝中のはな。
ハアハア、ゼイゼイ・・・・・
不思議な音は、はなの荒い寝息。
かなりの暑さのはずだし、
現に、かなり暑がっている様子なのに。
なんでわざわざ、ここで???
シャッター音で目覚め、
よろよろと立ち上がり、
エアコンの風の当たる部屋の真ん中へ。
最初から、涼しい場所にいたほうが
身体のためだと思うけどなあ。
東京の週末の空は下り坂のようです。
皆さま、湿気に負けず、楽しい時間をお過ごしください。
真夏が戻った今日。
眩しい青空、のみならず、
ちょっぴり懐かしさを感じたほどの(笑)
厳しい暑さとまとわりつく湿気。
まあ。それでも、気持ちよく洗濯し、
スコールにイラつくこともなく、
とり込み完了。
はなは・・・・・・・
一番暑いだろう窓際に寝ころび、
ハアハアと息を荒げながら昼寝。
顔も皴しわ、ひかひかになっているのに。なんでそこかしらかねえ・・・・・・・
いきなりピンポイントで襲ってくる豪雨。
私の場合、なぜか毎度、自転車乗車中で、
雨煙で前が見えず、
否応なく、雨宿りの軒先を探す。
小学生男子たちは
「いってぇ~~~~っ」と、
大笑いしならが、
楽しそうに駆け抜けていって。
それはちょっとばかり、羨ましい。
雨が少なかった夏の間、
庭の作物は全く育たず。
まあ、面倒も見ていないしなあ、
なんてあきらめていたのだけれど、
このところの激しい雨のおかげで、
いきなり育ち始めた。
ブルーベリーはぐいんと大粒になり、
雑草のごとく茂る韮も、
たった1日で、長い花穂を伸ばす。
ひとつ加えるなら。蚊も大群になり、収穫に難あり、ではあるけれど(笑)
久しぶりに見た青空と共にうれしい知らせが届きました。
高野豆腐レシピの6刷が決まりました。
手に取ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
これからも、役立つ本作りをしてゆくために頑張りたいと思います。
⇩(下記はAmazonへリンクしています)
あれこれあって。
何もかもが鬱滞。
まあ、こんな日もあるさ。
という、大人な自分もいるけれど、
実際は・・はぁぁ・・・・・な、現実。
うっ滞は熱を生む。
放置すれば
イライラ、カリカリへと変わるのも道理。
わかっちゃいるけれど、
心のうっ滞を取り除くのは
そう簡単でもない。
すべてを忘れ、
リセットするのに必要なのは、
はやり、食べること。
好きなものを、好きなように、好きなだけ。
少しだけ自分を甘やかして。
さあ、明日も頑張るよ!!!
台風の直撃で、嵐な午前中の東京。
あれこれ、試作をしなくてはならず。
なのに、生鮮食品の入荷がいま一つで。
丸一日台所にこもっていた割には、
何にもならないまま、終了。
試作は上手くゆくことばかりではないし、
まあ、はっきり言ってしまえば、
失敗の方が多いのだけど(笑)。
成果の上がらない1日を過ごすと、
激しく疲れる。
「気疲れ」とはよく言ったもの。
もう「気力」がどこにもないもの・・・・
窓外の荒れ模様を眺め、
仕事用の買い物に出かける力はあっても
自宅用の買い出しに出るパワーは枯渇。
冷蔵庫、保存庫をガサゴソ漁り・・・・・
夏の始めに仕込んだ瓶を開封。
中身はカツオとドライトマト、オニオン、ガーリック、さらにスパイスの香るオイルツナ。
鬱々を散じるためにハーブをたっぷり。
外から、内から、なけなしの気力を補おう・・・と、ささやかな一皿。
北京中医薬大の夏期講習。
「体外受精治療 不妊の中医薬補助療法」
という難しいテーマから始まり、
週末の「中医不妊症講座」で終了。
アンチエイジングといったところで、
加齢に逆らうことは、できない。
終着点は全く違うので、
不妊治療とは異なるのだけど。
求めるところは、同じ。
健やかであることでしかない。
間には、初めての学校で、
西洋医学解剖学、薬理学、
さらに栄養学講座も受講し、
もちろん、仕事もほどほどやり遂げ(笑)
楽しい夏期講習三昧の2週間が終了。
好きでもなく、
どちらかといえば嫌いだった勉強が、
何故もこんなに楽しいのやら・・・・・(まあ、たぶん、試験がないからだな(笑))
久しぶりにあった学友たちと、しゃべり倒し、食べまくった夜もあり。
自分だけでは行くことはないだろう、豚焼き肉もしこたま堪能し。
それぞれが、それぞれの道を行きつつあることの素晴らしさを再認識。
今年も、夏が終わったなあ・・・・・・・
家が揺れるほどの激しい嵐に
幾度も揺り起こされた昨夜。
台風はすでに通り過ぎていたはずだけれど、
台風一過のごとき、今朝。
激しく眩しく、激しく暑い。
そして、90%を超える湿度に
どうにもこうにも身体がついてゆかない。
ひんやり冷たい物を欲するのだけれど、
夏を越えた胃腸は弱っている様で。
ひと時の爽快感と引き換えに、
ダメージを積み重ねているのが感じられる。
消化器の丈夫さは取り柄のはずなのに。
と、自分の年齢をしみじみ数え直し、
年相応の養生を考えなくては、
なんてことを思う。
疲れた時、「休む」か「動く」か。
当たり前のように、いつもいつも
「動く」ことを選んできたけれど、
「休む」ことが必要な時もある訳で。自分の体調を見極めつつも、動静の塩梅が難しいこの頃。
「暑さ寒さも彼岸まで」な、東京の夜。
陽のさす間は夏の暑さだけれど、
陽が落ちれば、すいすい~っと風が通る。
このところ、はなの散歩も陽が暮れてから。
たまに、少し早く、夕暮れ時にゆくと、
近所の公園にはアブラコウモリが飛び交う。
薄明かるいし、写真でも・・・・
と、チャレンジしたものの
ゆらゆら、ひゅんひゅん飛び回る
小さな物体をとらえることはできず。
ちょっぴり、がっかり。
そして。
日差しがあるうちに。
と、慌てて干しているハーブたち。
ペパーミント、スペアミント、バーベナ、
カモミール、レモンバーム、タイム、セージ、
などなど定番のあれこれや、ワイルドストロベリー、マルベリー、イタリアンパセリ、チャイブ、
香菜、セロリ、フェンネル、ローズマリー、枸杞、五味子、・・・・まだまだ、きりがない。
よくもまあ、この狭い庭に肩を寄せ合っているものだなあ。ありがとう。
戸外へ出るのに勇気が必要なほどの
暑さが続いていた東京も、
今朝はひとごごち。
久しぶりに窓を開け放ち、蝉の声を満喫。
水不足からか、瓜類がみな小さく。
いつもなら暑さしのぎに大活躍の苦瓜も、
今年は食卓へ上る回数が激減していた。
もっとも。
今年の体は、暑さほどの「冷やし」を
欲していないようで、
苦瓜も一口頂けば充分満足。
食べあぐねた半端は、梅干しと蜂蜜で一夜漬け。
ほどほど渇きをいやし、ほどほど熱をとる、酸甘苦のバランスで組み合わせ。
まあ、これも一口で十分。
立秋も過ぎ、身体はすでに秋仕様になりつつあるようです。
子供の学校も大人の学校も、
8月はほとんどが夏休み。
代わりにというわけではないだろうが、
あちこちで興味津々な夏期講習が開かれる。
今夏は仕事時間に比較的余裕があり、
旅行へでも、とも思ったけれど、
涼しい教室で勉強するほうがずっと楽しい。
お出かけは秋までお預け(笑)
いかんせん体は一つだから、
受けたい講座全ての受講はできないが、
あちらへ行き、こちらへ来。
カンカン照りを歩き、冷え冷えの教室へ。
身体が持つのかどうか、ちょいと心配(笑)
週末は一年ぶりの北京中医薬大で
久しぶりに先生の中国語を堪能。
最初こそ落ち着かなかったものの、
いつの間にか、
先週もそこで授業を受けていたかのようにしっくり。
当然、300gの野菜を塩で煮込んだスープ弁当も復活。
今回のお供は梅干しを散らした麦ごはんおにぎり、パプリカソースを包み込んだ卵焼き。
午後の睡魔を蹴散らし、夕方までの体力を支えてくれる勉学の友は、今も変わらず。