餅

鏡開きの日取りは地域によるそうで。

子供の頃、剣道を習っていた場所では

11日に道場で汁粉がふるまわれ、

寒稽古の唯一の楽しみだった。

我が家は15日にお供えを下げるのが習慣。

東京のように各地から人が集まる街では

隣家と違っても不思議ではない。

 

お供えはその日に頂くのが本来だが、

カビを取り除き、小さく割って干し、

来週あたり、おかきに仕立てる。

暮れに近所の和菓子屋でのし餅を購入し、

それは美味しくて大好物なのだけど。

4日も過ぎ、最後の５～６枚になると、

急に食べる気がなくなる。

 

餅は水分が多く、冷蔵保存してもかびる。

昔は6日ぐらいから水餅にして保存したが、

焼き網にくっついて、いま一つなので

残り少なになったら

練りワサビを添えて密閉保存している。

 

・・・・・といいつつ、

最後の2枚をすっかり忘れていた(笑)のだが、15日にみればかび一つはえず、

汁粉代わりの野菜たっぷりの雑煮で無事完食。

さほど大きな容器ではないけれど、冷蔵庫の中がようやくすっきり片付いた気分。