世の中には数えきれないほどの
養生理論、養生術がある。
日本での多くの理論の源流が
そこにあるだろうと考え、
自分が生きてゆくための
知識の一つとして勉強しよう。
と、選んだのが中医学。
何の知識もないまま始めた勉強で。
治療家になるつもりはなく。
仕事につなげようとも思わず。
生きてゆくための哲学の一つ。
そう思っていたから。
途中、ここまで勉強する必要が
私にあるのかどうか。
週末に通う勉学に疲れ、
全体を俯瞰できずにいることに
ただただ混沌とした時もあった。
基礎理論、診断学、中薬学を経て
方剤学を始めたころから
おぼろげな姿が見え始め。
方剤をひとつ勉強するたび、
その詳細をカードに記し、
教科書には書かれていない
教授の知識を書き込み、重ねた。
それはどんどんと分厚くなり、
持ち運ぶため、小さくしたつもりが、
リング一つではまとまらず。
重たくて仕方がないのだが(笑)
(・・・・・続く)
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