庭のブルーベリーにやってくる
鳥や蝶を眺めるのは楽しみの一つなのだが。
ヒヨドリが花も実も容赦なく食べてしまうので
この写真を撮った4月ごろから、
粗い網の鳥よけネットをふんわりかぶせてある。
メジロやスズメは平気でネットに入るのに、
虫たちは入りにくかったのか、
今年の結実はごくわずか。
まあ、それでも少ない実を守るために
ネットはのせたままになっている。
今朝、ふと見ると、網の中でじたばたしている蝶。
タテハだと思うが、ガラス越しの遠目でも
じたばた慌てふためいているのがわかる。
ただかぶせただけのネットだから、出口だらけだし、
入ってきたのだから出られるはずだろうと見ていたのだけど、
どんどん慌て方が激しくなってきて。
とうとう、無理やり出ようとしてか
網の目から顔をぐいっと出し、羽が引っ掛かり引っ込む。
そんなことを繰り返し始めた。
見ているこちらが、羽が痛む!!!と、
あまりにも心配になり、ネットを外しに出た。
ビリっと破いて出口を作ったのに、
私から逃げようとして全く別の場所からふわんと出て行った。
出られるじゃないの!
出口はそこら中にあるのに、目の前しか見えていないとこうなるのだよなあ。
わが身を振り返り、今の日本を思い。
なんだかなあ、と思った次第。
皆様、楽しい連休をお過ごしくださいね。
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