御用納めという言葉が
今も通用するのかどうか・・・。
ともあれ。
今日は、子供の頃からなじんだ
区切りの日であることに間違いない。
今年何ができただろう。
何ができなかっただろうか。
いや、そもそも
何をしようと思っていたのか。
あれこれ、つべこべ? 考える日。
明日になればすべてを忘れ。
朝から買い出し、おせち作りを楽しむ。
誰にも譲れない愉悦の時間のはじまり。
残る大掃除・・・・う~~~ん・・・
・・どうしようか・・・・・。
冬至は過ぎても、
日暮れの速さは相変わらず。
ただ、冬の光は低く長く差すので、
部屋の奥まで明るい。
お日様大好きなはなは
一番眩しいところでくつろぐ。
見るからに眩しそうだけど(笑)
ちょいとばかり、
設定を変えていたら、
どうにも手が付けられなくなり、
否応なくHPの手入れをする羽目に。
まだ中途半端な状態ではあるけれど。
しばらくはこのまま。
もし、どこかに不都合があれば
お知らせいただけると幸いです。
30年前に買ったアラジンの水筒。
20年程前からは、
オールドパイレックスの
パーコレーターで入れる珈琲を
毎日、毎朝、保温してくれていた。
現行品とは微妙に違う格子模様。
それも半ば消え、珈琲色に染まり、
見ての通りぼろぼろ。
保温性も抜群とは言えないが、
カップ2杯ちょうどの容量と
私の手になじむ太さと軽さ。
その煤けた姿。
なにもかもが。
食卓に欠かせない景色のひとつ。
なのに、蓋をひねったとたん、
外側ががぱりん。
経年劣化で、割れてしまった。
それでも、手放せずにいた数日。
暮れの風に押されてようやくお別れをした。
長い時間、ありがとう。
年内最後の撮影が終了。
今さら言うほどのこともないのだけど。
気が付けば今年が終わる、と。
変わらず思う、そんな一年。
平凡に時が過ぎた平和な年
・・・とも言う、かな?
クリスチャンではないので、
クリスマスはお祭りな気分。
チキンを一羽で焼くつもりだったけど。
連れ合いが牛モードな様子。
な、もので・・・まあ、
代り映えはしないのだけど
2日かけて煮込むビーフシチュー。
久しぶりに、ニンジングラッセ、
芽キャベツの塩グラッセも作り。
キノコをたっぷり加えて。
美味しい赤ワインをお供に。
微笑みのクリスマスになりますように。
仕事中の仕事場は、
はなの立ち入り禁止区域。
スタッフとの食事の際など、
皆が入ってきてほしそうにするのだけど。
私がいくら呼んでも、
入り口でおやつで釣っても
決して入ろうとはしない。
一人の時は、こっそり探検しているのにね(笑)
仕事の合間に通う、
趣味のお稽古時間は大切な時間。
年末や年度末は、
先生とのお別れがあり、何とも切ない。
皆、先生を頼り、大好きで。
大人だからって、
子供の頃と何一つ変わらない。
永遠がないのはわかっているのだけど。
寂しいなあ・・・・・。
なかなか立ち直れないので、
少し前の、はなのこんな写真を見て
なごんでいる今夜。
さてさて。
歳頃によっては
「なんで今更」な、大根飯。
近所で自分で作った野菜を
こっそり?売る店があり。
大きすぎる大根が葉つきで並ぶ。
近いから持って帰れるけれど。
20分は持てないなあという重さ。
鮮度よく、葉まではりはりなもので。
塩もみした葉もたっぷり加えて。
ジャコでも入れば贅沢かな?
でも、大根飯は清楚が基本。
我が家は味噌味。
いやいや。
これ、かなりおいしいですから!(笑)
あれやこれらの雑用を片付けに
近隣の大きな商店街へ。
いい時間になったので、
昼食でも。と、うろうろ。
次々人が入ってゆく天ぷら屋を発見。
ランチは賑やかな店に限る!
と、つられて店内へはいり、
いそいそと店名を掲げた定食をオーダー。
これなら間違いないはず・・だし。
目の前で次々に揚げられ、
カウンターの網にカリッと盛られ。
いやいや。これが。想像以上の量。
というか、メニューをろくに見ていないし、
量も想像していなかった・・・。
不味くはないのだけど。
ただただ、お腹いっぱい・・・・・。
残すのは心が許さないので。
どうにかこうにか、完食したら。
年末に酷使されている胃が悲鳴!
ごめんね・・・・・。
夕食を抜きたいほどだけど。
連れ合いはもちろん食べたいから。
作り置きの漬け物が並び。
あっさり魚を焼いて凌ぎ。はあ・・・。
やけにおいしかったのは、
紅心大根の昆布酢漬け。
作り置きのありがたみをしみじみ・・・・。
今日は温かな一日だったけれど。
ここ数日あまりに寒かったので。
大根を一昼夜干し、
ピリ辛ほの甘しょっぱ味。
いわゆる壺漬け味に漬けた。
パリパリ、ぽりぽり。
程よい歯ごたえ。
大根臭さの香る仕立てが好きなので、
干しすぎない
ほどほどの干し加減で漬ける。
すると辛味もピリッと残り、
ふむふむな、自己満足な仕上がり。
ごちそうさまでした。
週末に嬉しい知らせが届きました。
寒天レシピの4刷りが決定!!!
寒さを忘れる嬉しさです。
手に取ってくださった皆様、
本当にありがとうございました。
これからも、役に立つ本作りに精進します。
さらにお知らせをもうひとつ。
NHK総合 東京ローカル番組
「ひるまえほっと」の中の
「かんたんごはん」で、
料理を作らせていただきました。
先週の木曜日にも出演させていただいていたのですが。
出張中でお知らせできませんでした。
お時間がありましたら、
明日午前11時30分頃、チャンネルを合わせてみてください。
少し前・・・・といっても。
具体的にいつの事か忘れてしまったが。
根っこが少しついた
葉ワサビを手に入れた。
数日前にしぼりたての酒粕が届き。
どう料理しようかなあ・・・・。
なんてことを考えていたところで。
葉も茎も根も。
全てを刻んでワサビ漬けを作った。
冷蔵庫内の目につく場所に置き。
いつ食べようか。
ずっと気にはしていたのだけど。
ずいぶん時間がたった・・・・ような??
ようやく蓋をあけ、
自分で銀直しをした愛用の猪口にひとさじ。
箸先にちょいと乗せて口へ移せば。
つうぅぅぅ~~~んっっ。
ううぅ。なんて辛くて、なんて旨いの。
涙を流したいなあと思っていた夜。
そうは言ってもなかなか流せない涙を
つんと一押し。
はあ、すっきり。
10日程前までは、
写真のように、紅、黄、橙、等々
彩あふれる散歩道だったが、
気づけば、すっかり葉も落ち、
静かな景色になってしまった。
年末の集いの会が増え、外食が続く。
病気もほとんどしたことがないし、
何でもおいしく、たくさん食べるので。
「元来胃腸が丈夫」だと思っていたが。
実は、そうではなく。
日々、自炊で暮らしているから。
もちろん外食するけれど、
続けて3回外食‥‥なんてことは
出張でもなければまずしない。
無意識のうち、自分で料理することで、
負に揺れた体を取り戻していたのだ、と。
こう外食が続くとしみじみ思う。
集いはとにかく楽しいが、
体調に気を配る必要も感じるようになり。
これが年齢なりことなのかなあ。
なんてことを思っている休日。
またしても、
仕事前にお風呂に入れられてしまったはな。
はなはあまり身づくろいをしない。
わんこなら、自分の足をなめたりなんだり、
色々手入れをすると思うのだけど。
人をぺろりんと舐めるのは好きなのに、
自分のことはさほどではないようで(笑)
それなのに。
最近、カリカリと頻繁に掻きはじめ。
耳や首をこすり、足を舐め
どうも様子がおかしい。
前足の付け根を頻繁に掻き、
とうとう、毛も薄くなってしまった。
アレルギーの心配もあったので、
食事を少し慎重にして、
寒い日だったけれどしっかりシャンプー。
さらに漢方薬を肉に忍ばせて。
どうにか落ち着いた様子。
一度にあれこれ手当をしたので
何が原因だったのかよくわからないけど。
まずは落ち着いたようで、一安心。
どんな色が好きか、と聞かれたら
迷わず答えるのが「白」
純白でも、
アイボリーでも、
グレージュでも構わない。
「白」が一番。
そのせいかどうかわからないが。
自分をリセットする料理が白和え。
季節の野菜、海藻、肉、魚。
何でもいい。
季節の白和え衣で和える。
単純で、シンプルなもの。
冬の白和え衣は、クルミ仕立て。
遠くほのかに渋皮が香り。
微かに甘い。
どこまでも穏やかな白。
きっと明日も頑張れる。
・・・・・と、思う。
持ち寄りで開いた忘年会。
思い返してみれば、
数年ぶりに顔を合わせた
本の制作スタッフ。
皆で集まったのは5年前、らしい。
ああ、時は俊足。
それぞれが「らしいもの」を持参し、
賑やかなテーブルと相成った。
それにしても、皆、元気。
日曜の夜だというのに、
飲み、食べ、話は続く。
時間を忘れ、
あわてて終了するのも毎度のこと。
美味しく楽しい時間を思い返しながら、
さて、今週も頑張ります。
やけに寒く感じる今朝。
朝からパソコン仕事を片付け・・・・
ている間に手がかじかんみ、
指がしびれるほど。
台所の水も冷たくて。
一瞬で目が覚めた。
こんなに寒いのに、
さすが犬だけあって、
はなはやたらと元気に飛び跳ねる。
よく吠えるし、
散歩は相変わらず引っ張り。
右往左往、興味のむくまま歩き、
まっすぐには進まない。
嬉しくなるととびかかり。
飼い主の教育が全くダメダメ
だと、いう見本のようなわんこ。
と、わかっているのだけど。
そんな自由なやんちゃさが、
羨ましくもあり、
実は好きなのだよなあ。
でも、吠えるのだけは何とかしなくちゃなあ・・・。
仕事の一山を越え、
この先は、年末へ向けて
だだっと駆け降りるのみ。
そんな気分だったからかどうか。
撮影後、スタッフでワインを飲み始め。
撮影していた時間より、
その後の時間の方が長いという、
おなじみの展開に。
12月は忙し月ではあるけれど。
なんとなく、心が開放され。
いや、開き直りかもしれない。
ぼおっとしていると、
ふわふわ漂ってしまいがち。
もう一息頑張らなくてはね。
明るい日差しが差しても
寒さはそれなり。
賄パスタもほわほわのスープ仕立て。
あるもの色々整理整頓が主題の
混沌とした旨味。
12月のような、一皿
はなの散歩でたまに出向く公園。
広々としは芝生もあり、
子供たちの声が響く
グラウンドがあり、
バスケットコートがあり。
そして、たくさんの植物が育つ。
とりとめもない、ともいえるほど。
そんな中、ずっと気になっているのが
写真の「マートル」和名ギンバイカ。
フトモモ科の低木。
冬になり、たわわな実り。
葉はハーブ、アロマに使われる。
実は食用できるのだけれど。
多分、ポリフェノールが多いのだろう。
渋味がかなり強い・・・のだそう。
今はまだ鳥も啄ばまないようで
小枝に鈴なり。
干してスパイス様に使えば、
きっとフルーティーさを生かせる。
・・・・・のではないかと、
摘み取り、試したくて仕方ない。
さすがに公園の実りを摘むのは憚られる。
枝いっぱいの実りを
恨めしく見つめるここ数日。
2日続きの出張を終え、
落ち着きを取り戻した週末。
はなとのんびり朝夕の散歩。
写真は散歩道の公共施設の屋外プール。
のほほんとプライベートプールにして
優雅に揺れている鴨夫婦。
写真撮影禁止!!の立て札の間から
パパラッチ。
鴨なら撮っても大丈夫ですよね??
人前で話すことは大の苦手。
ではあるのだけど、
話す機会を避けることはできないので。
毎回、試行錯誤を続けながら模索。
今回はどうにか楽しんで頂けたようで、
ほっと一息ついているところ。
昨日は百数十人の方に
レシピ作成した昼食を食べて頂いた。
参加者は年齢の幅も広く、
車いすのお母様を連れた方もいて。
「今日の献立はちょっと重いかな・・」
と、心配をしていたのだけど。
みれば、きれいに完食してくださっていた。
「よかった…」と安堵していたところ。
付き添っていた娘さん(かな?)が
おしゃべりに来てくださった。
「普段は少しでも気に入らないと
全く食べてくれないのに
今日は全部残らず食べたんです」と。
そのうえ、入れ歯を忘れていたのだと!!
食べにくかっただろうに・・・・・。
料理する者にとって
美味しく食べいただけることは至上の喜び。
たくさんの方に「美味しかったよ」と言って頂き、
幸せに満ちた一日でした。
皆様、ありがとうございました。