ジャムと一緒に作るのは
それぞれの梅の瓶詰コンポート。
下処理した梅を瓶に入れ、
コンポート液を注ぎ、
瓶ごと30分ほど蒸すか、
煮たてない温度の熱湯で湯せん。
数年前に作った黒糖梅シロップは
いつまでたっても消費できず。
今年の青梅はこのシロップを使った。
瓶の外から見ると真っ黒だが、
実を取り出せばさほどでもなく。
落ち着いた抹茶色・・・の予定(笑)
コンポート液は甘すぎない梅シロップで、
デザートソースにちょうどいい。
写真は完熟梅のコンポートをのせた甘酒豆乳杏仁豆腐。シロップたっぷりがけ。
梅ジャムで出た種は
蜂蜜を注いで室温に置いたが。
使い始める前に
早々と発酵の気配が漂い、
冷蔵庫に入れようかとも思ったが、
少々込み合い気味なので、火入れ。
種ごと鍋に入れ。
蜂蜜とほぼ同量の水を注ぎ、
種をごしごしこする様に煮て、
発酵止めをしつつ、
使いやすい甘さのシロップに。
完熟梅も青梅も入っているのに、
露茜の紅が彩る華やかなシロップ。
アイスティーのシロップにおいしいが
私自身は甘いお茶は飲まないので
25倍ほどに薄めて、塩をパラリと加え、
自家製スポーツドリングに。
ここまでしても、
種はまだうっすらと甘く、
ウメの風味も残っている。
なのでもうひと作業。
ザルに残った種を鍋に戻し、
たっぷりの水を注いで、
2~3分煮だし、
カモミールのティーバックをポトン。
5分ほど蒸らしてぎゅっと濾せば、
真っ赤なハーブティー。
甘味は極々控えめで。
ティーが飲みやすくなる程度。
市販のミックスハーブティーで
リコリスが入っているものぐらい。
ウメの甘味と風味はほぼ抽出され、
心置きなく、種を処分。
これで今年の梅ジャムも無事終了。
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