明日から6月。
保存食作りが、最も忙しくなるひと月。
ラッキョウ、梅、
山椒、ハーブなどなど。
あまりに作る種類が多いので、
今年は少し減らそうか。
と、考えなくはないのだけど。
年に一度しか作れないと思うと。
やっぱり作っておかなくては。
なんて思ってしまい。
結局、家中保存容器置き場になる。
限られた時間の中でのやりくりだから。
肝心の賄が、
あるものを切って盛り付けるだけ。
なんてことになるのも6月。
まあ、それはそれで季節の味。
これをいつまで作り続けるのか。
そんなことがちらりとよぎり、
振り返りつ、
明日からを考える時間をくれるのも
保存食作りの時間だなあ。
五年程、すいっと泳ぐ姿を
楽しませてくれたメダカ。
昨夏の暑さに負けて以来、
暫し、主のいない睡蓮鉢。
夏に向け、おちおちしていると
蚊の繁殖場になるのは明白。
次の住人を何とかしなくちゃ。
近隣に無料で分けてくれる
熱帯魚屋さんがあるのだけど。
なかなか出向く機会がなく。
出先のデパートで見かけたものの。
持ち帰れる状況でもなく。
なんて日々を過ごしていたら。
隣駅の何でも屋さんで売っている。
らしい、とのことで。
自転車でチャリっと出かけた。
「ヒメダカ5匹110円」
おお~!こんな近所にいたのね!
10匹くださいと頼んだら
「自分でとって」と。
ええっ!!!自分で、ですか?
と、びっくりの上乗せ。
見れば、網とボウルが置いてある。
金魚すくいのように楽しめばいい?
って、楽しむどころか、
全然掬えないのよ!これが。
やっとの思いで獲ったら、
今度は、小さなボウルの中で
くるくる動くメダカを
数えるのに手間取り。
多すぎる分を水槽に戻そうとして
戻しすぎ・・・・
なんて、一人ですったもんだ。
ドキドキしたままレジへ向かえば、
一瞥しただけで「10匹ね」と。
金魚すくいの懐かしのポリ袋に移し、
あっさり手渡された。
縁日帰りのちゃぷちゃぷ音を傍らに
いまにも破れ華奢な袋に
ドキドキしながら帰宅。
ということで。
ようやく新しい住人ができました(笑)
五月とは思えない嵐のような雨降り。
が、嘘のように晴れ渡った今朝。
昨日は、早朝集合で、
窓光で自然光撮影、のはずが。
部屋中真っ暗。
ま、それでも。
昨今の優秀なデジタル技術なら
なんてことはなく、進む。
フィルム撮影していたのは
そんなに昔ではないと思うのだけど。
随分と変わったよなあ。
と、しみじみ。
甘露好きは相変わらずで、
ケーキも和菓子も日々堪能しているのに。
プライベートで作る菓子は
無意識のうちに糖質控えめ。
食べる量を控えれば
何の問題もないのだけど。
それが、なかなか、ねえ・・・・。
何が「初」かといえば。
月並みだけれど
令和初の料理クラスが無事終了した。
という、どうでもよい一文字。
今、食べて頂きたい野菜を中心に
比較的突っ走るクラスなのだけど
皆さん、笑いながら
がんばってついてきてくださる。
料理教室のスタイルは様々あって。
御多分に漏れず私のクラスも独特。
参加する方たちの希望に合わせつつ。
試行錯誤しながら、
今の形に落ち着いてはいるけれど。
この先も変化はしていくのだろうなあ。
なんて。
ゆるゆると形の定まらないクラスですが。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
初鰹の季節がやってきて。
なんとなく。本当に、なんとなく。
なぜだか、なまり節が食べたくなり。
いつものマーケットを眺めてみたら
いつもの棚に普通に並んでいて。
探していたにも関わらず、
そこにあることにびっくり。
保存のため、ゆで、燻乾してあるので。
流行りのジューシーさとは対極。
子供の頃も好物、だったとは言えず。
食べようと思ったのも10年。
いやもっと久しぶりだなあ。
懐かしさにどっぷり浸り。
ああ、そうだ。と、思いついたのが、
鯖のなまり節。
あまりにも簡単にできてしまい。
半乾き物だから、酒のあてにもなかなか。
大人になった今。
オリーブ油に漬けるなんて知恵もつき。
これはさらにむふふな美味しさで。
時にははるか昔を振り返ってみようかなあ。
なんてことを思った次第。