23時近くに鳴った、
ピンポーン!の音。
インターホンからは
何の音も聞こえない。
誰も来る予定はない。
我が家は就寝体制に入っている。
時たまいたずらもある。
犯罪の可能性も?
なんて諸々が頭をめぐり。
そのまま放置しようか否か迷いつつ。
さすがに気になるので。
連れ合いに出てもらったら。
お隣さんへのピザの配達ミス。
20代の頃は、仕事終わりが
深夜に及ぶことが頻繁で。
夕食をとっていてもお腹がすく時間帯。
そんな時頼る宅配ばピザだった。
なんてことを思い出した。
今はもう、この時間のピザは
身体が受け付けないけど(笑)。
お隣さんは、お忙しい世代。
お体に気をつけて。
てなことを思いつつ、
我が家は無事就寝。
不安定な天候続きで、
干し上げに頭を使ったが、
変わらずおいしく仕上がった梅干し。
こういった古典的な漬物は、
些細な事でも変えるのは怖いもの。
梅干しは1年以上室温に置くし、
5,6年寝かせることもままある。
近年の高温多湿も
かなりの不安要素でもあるし。
それに。
「古典的に作るのが一番おいしい」
という思い込みが、重くある。
塩分20%が普通だった頃もあるが、
正直なところ、今は
15%塩分でも強すぎて、
そうそう、食べたいとは思わない。
考えてみたら、
漬物で、ここまで濃い塩で漬け、
そのまま食べるのは、梅だけ。
そんなに濃くしなくても
保存性は保てるはずなのに。
数年前、小梅からはじめ。
安全を確認しつつ、塩を減らし。
今の我が家の梅漬けの塩分は
10%にはるかに満たない。
どんなものでも、
少量漬けはリスクが高いので、
保存性、味やら色の変化などなど、
室温保存で経過観察しているが
3年以上置いたものも
何一つ変わることなく、
普通においしい。
「塩梅」という言葉を引き合いに
塩を減らすとおいしくない。
なんてことも言われていたし、
私も語っていたことはあるけれど。
そんなこともない。
思い込みとは恐ろしいもの。
暑さもひと段落?
なんてことはない、らしく。
これからぶり返すだろう暑さに
耐えられるのかどうか。
今から不安が募る週のはじめ。
仕事を離れると、
暑い台所に長時間たつ気にならず。
代り映えのない、
簡単な料理ばかりが食卓に並ぶ。
煮物の味を担うベーコン作りも
消費が伴わず、
今月の仕込みは一度のみ。
コトコトの音が恋しくなるのは
いつのことやら。
不安定な空模様が続くものの。
日一日と秋めいてきた。
夏の終わりを逃しまいとするのか
蝉の声がやけににぎにぎしく。
朝夕は風が心地よい。
毎週末出向いた夏期講習も
全て終わり、勉強も通常仕様。
夏休みの人たちも戻り、
なにやら落ち着き、
収まるところに収まり。
いろいろ、秋、らしい。
今年の4月から一年間、
しんぶん赤旗で薬膳の連載を
させていただいているのですが、
友人がネットで見れることを
教えてくれました。
毎月見れるかどうかはわかりませんが、
八月分はこちら☆です。
ご興味がありましたらどうぞ。
油断していると
どしゃっと降られるこの頃。
数日前、自転車で移動中、
雨宿りしたものかどうか。
と、迷いつつ、
えいやっと漕ぎ出してみれば。
笑っちゃうほどの雨で。
頭から足先まで、どぼんと
プールに落ちたんじゃないか。
という体で帰り着いた。
まあ、ここまで濡れれば
思い切り笑える、か。
夕暮れ時、陽が差したので、
西の空を見れば大きな虹。
まあまあな一日、かな。
早いもので、
この冬に5歳になる、はな。
ビビりっぷりは
今もなかなかなもので。
散歩でも、苦手な音がすれば、
ダッシュで家へと駆け戻り、
飼い主には理由のわからない
怖いものも山ほどあって。
びびりわんこあるある。な、まま。
それでも、外にはたくさんの
人と犬の友達がいて。
朝晩の散歩は楽しみで仕方ない様子。
今朝のような大雨では、
出たいのに出られず。
いつも以上に強いメヂカラ。
さて、どうしようかねえ。
夏期講座前半を受け、
したのは反省。
中医薬大に通っていた三年間、
私なりに一生懸命勉強したけれど。
鍼灸学だけは・・ごにょごにょ。。。。
授業は欠かさず受けたのに、
ノートはスッカスカ。
頭に残っているのは
経脈の名前と数か所のツボ、
鍼灸の種類ぐらい。
子午流注講座の最中、
「ああ、これは教科書にあったなあ」
と思い出し、
当時ほぼ開くことのなかった
鍼灸学の教科書を引っ張り出した。
理論のすべては
当然、教科書に記されていて、
巻末の参考資料には、
霊枢やら経穴を覚えるための歌やら。
もう、至れり尽くせり。
今も何か引っかかると
各科の教科書を開くのだけど。
あの頃から唯一ほぼ手付かずがこれ。
なぜ、読まずに来たかなあ。
もったいない!!!
わからなくても、
もっと真摯に向かうべきだったなあ。
調べたいことがあり、
中医学の教科書を引っ張り出し、
ノートと照らし合わせる。
なんてことをしていたせいか。
すっかり忘れていた、
その頃を思い出してしまい。
ちみちみ書き綴ってみたものの。
冷静になってみると
自分語りはこっぱずかしい(笑)。
ので、続きはいずれ。
終わって始まった今日。
東京は喜雨の夜が明け、
蝉声が幾重にも降り注ぎ、
暑さはひと休みです。
台風に翻弄される地域もありそうです。
夏休み中の方も仕事中の方も、
楽しい時間をお過ごしください。
今は幾分変わったかもしれないが。
私が通っていた頃は
北京中医薬大日本校だったので。
教科書もレジュメも中国語。
もちろん同時通訳付きだが、
講義も中国語。
録音は可能だったのだけど、
聞き返す時間はないだろうと思い。
授業時間の全てを記憶するつもりで、
講義を写し取るつもりで、
ひたすらノートに書きまくった。
無印のノートがみるみる埋まり、
40冊近くが本棚に残っている。
ノートを取り続けるのは、
結構体力がいるのだけど(笑)
書く段階で整理されて頭に入り、
集中力も維持できて、私にはピッタリ。
その後通った栄養学や
フィトセラピーなどの勉強の際も
「何はともあれノート」が、
私の勉強スタイルになったなあ。
(・・・・・・続く???かも)
世の中には数えきれないほどの
養生理論、養生術がある。
日本での多くの理論の源流が
そこにあるだろうと考え、
自分が生きてゆくための
知識の一つとして勉強しよう。
と、選んだのが中医学。
何の知識もないまま始めた勉強で。
治療家になるつもりはなく。
仕事につなげようとも思わず。
生きてゆくための哲学の一つ。
そう思っていたから。
途中、ここまで勉強する必要が
私にあるのかどうか。
週末に通う勉学に疲れ、
全体を俯瞰できずにいることに
ただただ混沌とした時もあった。
基礎理論、診断学、中薬学を経て
方剤学を始めたころから
おぼろげな姿が見え始め。
方剤をひとつ勉強するたび、
その詳細をカードに記し、
教科書には書かれていない
教授の知識を書き込み、重ねた。
それはどんどんと分厚くなり、
持ち運ぶため、小さくしたつもりが、
リング一つではまとまらず。
重たくて仕方がないのだが(笑)
(・・・・・続く)
8月は夏期講習月間。
今年は仕事のスケジュールに
余裕がありそうだったので、
普段我慢している色々を
あれこれ詰め込んだ。
中でも楽しみなのは、
毎年恒例の中医薬大の夏期講習。
普段は空き時間に受講する
2~3時間の講義ばかりなので。
10時間集中して勉強できるのが
何より嬉しい。
忘却を掘り起こし、引っ張り出し。
新しい視点とつなげてゆく。
勉強を重ねた年数も長くなり、
講座の受け方も随分変わったけれど。
楽しいことに変わりはない。
そして。
傍らにスープ弁当があるのも変わりなし(笑)
毎年、この暑い時期に、
地元の農園でのブルーベリー摘みを
楽しんでいる母。
そのお相伴にあずかる私。
でまあ、毎年たっぷりジャムを煮る。
今年は1㎏分。
さて、と。しばし考え。
やはり、ノンシュガー仕立てに。
そのままで十分甘く香しい果物に
たっぷりの砂糖を加えることに
いささかの抵抗を感じるこの頃。
砂糖を使わないと
出来上がり量がぐっと減り、
贅沢極まりないものになるのだけど。
血糖値コントロールをしている母には
健康のためにもなるだろうから。
天候に恵まれなかった今年は、
甘味のノリが今一つ。
煮詰めた段階で
ごく少量の蜂蜜と酸味を足し、
満足の仕上がり。
去年はカチッと煮詰めたが、
今年はやや緩めに仕上げた。
ジャムひとつとってみても、
年々作り方が変わってゆくものよね。
8月8日立秋。
熱い、暑いと嘆いていても
すでに秋の始まり。
自家製ベーコンがなくなると
落ち着かないこの頃。
とはいえ。
頻繁に食べる物でもないので
ガンガン減る、ということもなく。
作りたいなあと思う頃と、
ストックがなくなる頃が
一致しているのが幸い。
脂の少ないショルダーベーコンは
そのまま食べるのに最適だけど。
肩ロースは塩豚、塩酢豚、煮豚、
叉焼、茶豚などなど。
我が家の定番料理が種々あり。
「作る事」に満足した最近では
ベーコン仕立てはたまに、でいいかな。
という具合に落ち着いた。
定番ストックのバラベーコンは。
そのままを食べるというよりは
いつもの料理の底上げをしてくれる。
調味料の一つでもあり。
さて。そろそろ仕込みをしなくちゃね。
週に一回程度、
一人暮らしの母のもとへ出向く。
毎日のように電話をしているので、
目新しい話もないのだけど。
雑多な話を繰り重ね、
食事を作り、一緒に食べるだけの
他愛ない、短い時間。
高齢になり、問題がないわけではないが
今はこれ以上の方法が見つからず、
さて、この先はどうなるのやら。
実家へ出向く電車の中で
財布を忘れたことに気が付いた。
電鉄系ICカードのおかげで
自動販売機も使えるし。
何とかなるものだなあ。
なんて自分の呆け具合を棚上げ。
暑さの影響がないとは言えないが、
まあ、おおざっぱな性格所以の出来事。
こんなことが
私自身にも増えてゆくのだろうなあ。
なんて、暑さが一層身に染みた次第。
数年前まで。
ゴーヤの苦みがそれはそれは好きで。
夏の食卓には必須の野菜だった。
今も嫌いではなく、
苦手でもないのだけど。
いつのころからか。
なんとなく、手に取る回数が減った。
厳しい暑さ、日差しのせいか。
久しぶりに食べたくなったものの。
結局は丸ごとぬか床に漬け込んだ。
半日で取り出して薄切りにし。
ぎゅっと絞っておかかと和える。
ほどほどの苦みなら心地よい。
どんなに暑くても、
年齢を重ねれば、冷えに敏感になる。
強い冷房に助けられている毎日は
苦味清熱の程を必要としないのかもなあ。
いきなりやってきた夏の酷暑。
まだ数日だというのに、
すでに負けつつある。
わかっているのだけれど。
ビールやら炭酸水やら、
キンとした冷たさが美味しくて。
胃の中だけが冷えてゆく。
そのせいかどうか。
食欲はあるのに、
消化能力はいまひとつ。
でまあ、疲れも積み重なる。
暑さの勢いに押されているからか。
温かいお茶をいただく余裕がない。
でも、秋はもう目の前。
そんなことを考えながらも
揚げ物が美味しくてやめられず。
いっそう胃に負担をかけている現実。
ほんと、そろそろ何とかしなくちゃ。
修理中のパソコンが
お約束通り、2週間たって帰ってきた。
修理というか。
バッテリー以外、マザーボードをはじめ、
ほぼすべての中身が取り替えられ。
外側だけが今まで通り。な、現状。
前回のパソコンの引っ越し作業は
便利なアプリのおかげで
たいした苦もなくできたので、
今回はある程度、覚悟しつつも。
高を括っていたところがあるのだが。
バックアップの仕方が
いま一つだったようで。
細々したところで引っ掛かり。
どうにもこうにも。
・・・・・要するに。
現場復帰までは時間がかかりそう。
暑さが厳しくなり、
糠床もせっかちになっている。
冷蔵庫に入れるつもりはないし、
元々、古漬けが好きなので。
漬け方を工夫すればいいだけのこと。
現状、一番のお気に入りは。
三日程漬け込んだ新生姜の古漬け。
塩気、辛味、香り、味わい。
すべてが35℃の毎日に必要な。
いや、今の自分に必要な。
そんなひとひら。